知的けんこう生活 ~サプリメントメーカーの日記帳

医師、薬剤師、栄養士など、医療・栄養のプロに評価されるエビデンスサプリメントをお届けする「株式会社ヘルシーパス」のスタッフブログです。 日常の出来事から、サプリメントの話題、健康に役立つ情報まで・・・

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歯周病と生活習慣病の関係

歯周病対策のサプリメントに関する相談を頂くことがあります。

ちょうどいい機会なので、歯周病と歯周病に関連のある生活習慣病について調べてみました。


■歯周病とは?

歯周病とは、歯周組織が歯垢(プラーク)に含まれている『歯周病菌』に感染し、歯肉(歯茎)が腫れたり、出血したり、最終的には歯が抜けてしまうなど「歯周組織に見られる疾患群の総称」と定義されます。
歯周病の初期では自覚症状がほとんどないので気が付かない方も多いのですが、日本人(成人)の7~8割が歯周病に罹っているともいわれています。


■歯周病と関連のある疾患の例
 
●心 疾 患
歯周病が進行して歯肉の炎症がひどくなると、歯周病菌や歯周病菌の出す毒素(LPS:リポ多糖)が歯肉の血管に入り込み、体全体を巡るようになります。
これらが血管に入ると、血管内で炎症を起こし、血栓をつくります。
また、一部の歯周病菌は、血小板に異常を起こし、血栓が血管壁にこびりつくようになります。
このようにしてできた血栓の影響で、心臓の血管が狭くなってくると狭心症となり、完全に詰まってしまうと心筋梗塞になります。
 
● 糖 尿 病
歯周病と糖尿病はお互いに影響し合っています。
糖尿病は、免疫力を低下させたり歯ぐきの血流を悪化させることで、歯ぐきの炎症を起こしやすくし、歯周病を発症、悪化させます。
逆に、歯周病は、炎症性サイトカイン「TNF-α」を発生させます。
「TNF-α」は、インスリンの働きを妨げるので、血糖値のコントロールが難しくなり、糖尿病を悪化させてしまいます。
糖尿病と歯周病は、歯ぐきの炎症と「TNF-α」の放出の悪循環を繰り返し、両方を悪化させてしまいます。
 
●骨 粗 鬆 症
更年期以降の女性に多い骨粗鬆症ですが、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量が低下すると、歯を支える歯槽骨の骨密度にも影響を及ぼし、歯周病を悪化させます。



歯周病と生活習慣病。
意外なところで関連しているなあと思いますよね…。

そういえば、そろそろ歯のメンテナンスの時期なので、予約の電話を入れないといけなかったっけ…。

(井)
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お米の食べ方と2型糖尿病へのリスクの関係

「白米食よりも玄米食の方が糖尿病になりにくそうだ」
との報告がありました。

ハーバード公衆衛生大学院(HSPH)は、白米をより多く食べると2型糖尿病へのリスクが上昇し、玄米ではそのリスクは低くなるようだ、と米国の「内科学アーカイブス」6月14日号に発表した。


米国の3種の大規模調査、「男性医療従事者の疫学研究 (HPFS)」および「女性看護師の疫学研究(NHS) Ⅰ,Ⅱ」における男性39,765人、女性157,463人を対象に検討した結果だそうです。

原典はこちら 


理由としては、次の2点と考えられます。

1.白米のグリセミックインデックス(GI)が高い。
  白米への精製過程で糠や胚が除去されることが原因。

2.白米への精製過程で糖尿病予防に役立つ食物繊維や栄養素が除去されてしまう。


ちなみに、白米と玄米では、栄養素がかなり違います。

○玄米の栄養
 ビタミンB1 … 白米の約5倍
 ビタミンB2 … 白米の約2倍
 ビタミンE … 白米の約5倍
 鉄    … 白米の約2.5倍
 食物繊維 … 白米の約6倍

 胚芽って、すごいですね!!


糖尿病を気にされる方は、白米ばかりではなく、たまには玄米を食べるといいかもしれません。

(井)


「関節痛対策」のサプリメントってどうなの??

関節に悩みをもつ方は多く、弊社でも多くの問い合わせを頂きます。

関節痛対策で注目される栄養素には、コンドロイチン、グルコサミン、MSM、SAMe、ビタミンB群、ビタミンEなどがあります。

中でも、コンドロイチン、グルコサミンでは多くの研究がなされており、コンドロイチンは変形性関節症において有効性が認められ、医薬品としても使用されています。
また、グルコサミンも変形性関節症の鎮痛などに有効と言われています。

でも、この情報を鵜呑みにはできません。

コンドロイチンやグルコサミンは、確かに有効性の示されたエビデンス(科学的根拠)がありますが、そのエビデンスも注意して見なければならないのです。

具体的には、
「その臨床試験に使用した量が健康食品で摂取できる量なのか?」ということです。

例えば、コンドロイチン硫酸では、変形性関節症において有効との報告がありますが、その試験における摂取量は1日当たり1,000 ~1,200 mgです。また、グルコサミン塩酸塩は1日当たり1,500~2,000 mgといった摂取量で試験が行われています。
このくらいの摂取量をサプリメントとして飲もうとすると、カプセルで1日10粒以上になることも珍しくありません。

単に、「コンドロイチン」「グルコサミン」という名前で選ぶのではなく、配合量をしっかりとチェックする必要があるのです。

しかも、コンドロイチン、グルコサミンを含有しているといっても、製品レベルでは玉石混淆です。

例えば、コンドロイチンでは、コンドロイチン硫酸を20%含むものから85%含んでいるとされる原料まであり、起源物質、加工国、安全性、信頼性、価格もまちまちです。

実際に、2008年8月の国民生活センターの調査では、コンドロイチン硫酸を含むサメ軟骨などの「原材料の量」をあたかも「コンドロイチンの配合量」と思えるような表示し、コンドロイチンを多く配合しているようにイメージさせているメーカーや、パッケージの記載どおりに配合していなかったメーカーを実名で公表しました。 

また、胃の中で溶けなかった商品の存在や、薬事法に抵触する広告表現をしているメーカーが多数存在することも指摘しました。



一方、OTC医薬品には、関節痛対策として「コンドロイチン硫酸ナトリウム」を配合したものがあります。

医薬品は、サプリメントには使用できない物質を使える以外にも、パッケージに「関節痛」「腰痛」「痛みに!」などの表現ができるメリットがあり、これらの表現を薬事法で禁止されているサプリメントに比べ、大きな訴求力があります。

そのため、サプリメントメーカーは、この不利を打開するため薬事法に抵触する表現を使ったり、安価な原料や工賃の安い海外の工場を使ってコストを抑えたりすることもあります。

これらのメーカー側の巧みなカラクリを見抜くことは、一般の消費者には難解であり、心無いメーカーはそこに付け込んで不当に高い金額にしたり、逆に低価格でも、さも効果が期待できるかのような広告をすることもあります。

関節痛対策に、コンドロイチンやグルコサミンを利用したいと考える場合には、粗悪な商品を選んでしまうリスクを避けるために、サプリメントにこだわることはなく「OTC医薬品」を利用することも有効な方法です。

一方、予防の目的で、天然成分からコンドロイチンやグルコサミンを補給したいと考える場合にはサプリメントも良いと思います。
でも、その場合、配合量や原材料、表示や製造メーカーなどをきちんとチェックして、信頼できる商品を選ぶことが大切です。

「有名だから」「聞いたことがあるから」は、商品の良さと比例するものではありません。

(井)

テーマ:美容・健康・アンチエイジング - ジャンル:ヘルス・ダイエット

ベータカロテン過剰症??

昨日、もうすぐ2歳になる次男の手のひら、足のひらが黄色いことに気がつきました。

最近の彼の食生活を見ていると、原因は明らか。

「柑皮症」です。

いわゆる、「蜜柑の食べすぎ」ってことです。

彼は、最近、蜜柑の味を覚え、体重は10キロそこそこなのに、1日に5,6個の蜜柑を食べているとのこと。
しかも、自分で皮をむくからなおさらタチが悪く、親も何個食べているのか把握できていない様子。

これでは、ベータカロテンの過剰摂取といわれる「柑皮症」にもなるでしょう…。

ただ、柑皮症は、肌が黄色くなる以外は特に害もなく、本人も、ベータカロテンが豊富なせいか、風邪やインフルエンザにもかからず、元気なので心配はしていません。


弊社のお客様でも、冬場の蜜柑の季節になると、
「マルチビタミンを飲み始めたら、手のひらが黄色くなってきたんだけど大丈夫?」
という質問が出始めます。
その場合、蜜柑はお好きですか?と聞くと、大抵、「毎日食べてます。」との答えが返ってきます。
静岡という土地柄もあるのかもしれません…。


弊社のマルチビタミンでは、黒いソフトカプセルにベータカロテンが入っています。
そのため、飲む方の食生活や体質によっては、柑皮症が出やすくなる可能性があります。

色が気になる場合には、蜜柑やベータカロテンの摂取をしばらく止めれば、すぐに元に戻ります。

ただ、手のひらや足の裏が黄色い場合には、「黄疸」の可能性もありますので、眼球の白いところまで黄色くなっているようであれば、ぜひ、お医者様に相談してください。

(井)

テーマ:健康 - ジャンル:ヘルス・ダイエット

口角炎はビタミン不足が原因のことが多い

口を空けることも辛い口角炎。

口角炎の原因の一つには、ビタミン不足があるといわれ、特にリボフラビン(ビタミンB2)欠乏で発症しやすいといわれています。

本日も、あるお客様より、口角炎で悩んでいたがマルチビタミンですぐに効果が出てびっくりした!
とのお声を頂きました。


口角炎の予防には、ビタミンB群(特にビタミンB2)が大切です。
ビタミンB群は、水溶性のビタミンなので、毎日摂取する必要があります。


●ビタミンB2
炎症を抑え、粘膜を保護します。
皮膚、毛髪、爪の健康維持、特に粘膜組織の維持に大切です。
ビタミンB2は、豚や鶏のレバー、焼海苔などに多く含まれています。


また、傷を早く治すには、ビタミンCも役に立ちますし、ビタミンA(ベータカロテン)も皮膚トラブルには重要です。



昔、口角炎は、好き嫌いが多いからなるんだよ。
と言われた気がしますが、ビタミン不足が原因だとしたら、間違いではなかったってことですね・・・

(井)

テーマ:健康 - ジャンル:ヘルス・ダイエット

新型インフル「本格的な流行がはじまった!」

本日、感染の拡大が続き、死者が相次ぐ新型インフルエンザについて、
厚生労働大臣は、緊急の記者会見を開き、「本格的な流行が既に始まったと考えていい」と語り、秋以降に懸念される大流行に備えた感染予防の徹底を呼びかけました。


弊社では、過去にもインフルエンザの流行対策について、ニュースレターを配信しましたが、再度、ご案内させて頂きます。

参考になれば幸いです。 (井)



■インフルエンザは、どう予防したらいいのか?
インフルエンザは、感染した人の咳、くしゃみ、つばなどの飛沫とともに放出されたウイルスを吸入することによって感染します。

そのため、外出後の手洗い、マスクの着用、流行地への渡航、人混みや繁華街への外出を控えること(不要不急の外出の自粛)が重要です。また、十分に休養をとり、体力や抵抗力を高め、日頃からバランスよく栄養を摂ることも大切です。

栄養素としては、「ビタミンA」「ベータカロテン」「ビタミンC」「ビタミンB6」「亜鉛」「セレン」「CoQ10」などが、インフルエンザに対抗するのに役立つと期待されています。


■パンデミックでどうなる?
新型インフルエンザの流行で、外出を避けるべき事態となり、物資の流通が停滞することを想定して、普段から食料品や日用品を備蓄しておくことが望ましいと考えられます。

食料品や水は、最低2週間分、できれば1ヵ月分の備蓄をしておきたいところです。
※地震の場合には、数日後には、救援物資が届くため、3日分の水と食料の備蓄で足りるとされていますが、疫病の蔓延の場合は自宅待機がもっと長引くと考えられています。


■自宅待機時の栄養状態
パンデミックが起こったとき、自身が感染しないためには、自宅にこもり、外部との接触を断ち、流行の収束やワクチンの完成を待つことになります。

自宅待機時は、物資の流通が滞り、食べ物は備蓄した非常食に頼らざるを得なくなる可能性が高くなります。

この場合、生鮮食品は手に入りにくく、どうしてもビタミンやミネラルが欠乏します。精神的に多大なストレスを受けている状態では、ただでさえビタミンやミネラルの要求量が増えています。

ビタミンやミネラルが欠乏すれば、体力、免疫力が弱まり、新型インフルエンザ感染のリスクも高まります。

そんなときには、サプリメントでのビタミンやミネラルの補給が有効です。


■非常食にサプリメントを加えましょう。
食糧の備蓄を考えた時、乾パン、缶詰、レトルト、インスタント食品を用意するのが一般的です。

しかし、これらは、加工や保存の過程でビタミンが損失しており、カロリーやたんぱくを補うのが主な役割です。

また、おにぎり、お弁当など、食料の配布があったとしても、ビタミンやミネラルの十分な補給は期待できません。

そんな非常事態でも栄養のアンバランスを補うことができ、保存が可能な食品が「サプリメント」です。

前述のように、非常時は栄養素が特に欠乏します。

ぜひ、高品質のサプリ、特に必須栄養素をバランスよく配合したマルチビタミンを非常食に加えてください。

ただし、サプリメントも鮮度が大切です。
時間の経過とともにサプリメントに含まれる栄養素は徐々に減少してしまいますので、下記を参考に新しいサプリメントを用意しておきましょう。


■常に新しいサプリメントを手元に置く方法】

①最初に2か月分のサプリメントを購入
②1ヵ月分が無くなりそうになったら、2本目をあける前に1ヵ月分を注文
③古いものから順番に飲んで行けば、いつも新しいサプ リメントが1ヵ月分手元に残る


■家庭で出来るパンデミック対策
・水、食料品の備蓄(できれば1ヵ月分)
・生活必需品の備蓄(マスクや薬も)
・高性能のサプリメント(ビタミン・ミネラル)

テーマ:新型インフルエンザ - ジャンル:ヘルス・ダイエット

関節痛に役立つ栄養素(グルコサミン)

関節痛に役立つ栄養素として、グルコサミンが注目されています。

最近では、テレビのコマーシャルや、新聞の折り込みチラシでも、盛んに広告されていますので、目にしている方も多いかもしれません。

そのグルコサミンですが、
「グルコサミン」と「N-アセチルグルコサミン」があることをご存じでしょうか?

とあるメーカーの実験結果では、「グルコサミン」よりも、「N-アセチルグルコサミン」の方が、約3倍吸収されやすいといわれています。

「N-アセチル」が付いているのと、付いていないのでは、3倍も効果が違うというわけです。

単純に「グルコサミン」という成分の名前と、配合量、値段だけでは、どれがお得なのか?優れているのか?などは、一概に比較できないのです。


関節痛対策サプリメントに限らず、サプリメントを選ぶ際には、原材料に、何を使っているのか?1日分の配合量はどのくらいなのか?1日分ではいくら位になるのか?
などを、よく検討してみてください。

また、商品を購入しようと迷った場合には、購入前にメーカーに気になる点を質問して、その対応を確認することも大切なことだと思います。

(井)

■N-アセチルグルコサミン
N-アセチルグルコサミン(天然型グルコサミン)は、アミノ酸の一つです。

私たちの体内では、関節部分の軟骨や関節液、皮膚、眼球、脳などに多く含まれていて、細胞と細胞をつないだり、細胞間の情報を伝達する大切な成分です。

N-アセチルグルコサミンは、加齢によって引き起こされるひざの痛みや肌の老化に効果的な役割を果たすと期待される機能性素材で、優れた保水機能を持つヒアルロン酸を体内で生成する際に必要な成分です。

「N-アセチルグルコサミン」は、「グルコサミン」と異なり、もともと体内に存在するN-アセチルグルコサミンと同じ形のため、体内での利用率が、通常の「グルコサミン」よりも、約3倍向上するといわれています。
これは、通常のグルコサミンが腸で吸収された後、体内で、N-アセチルグルコサミンの形に変換する過程で、かなりの量が体外に排出されてしまうことが理由と言われています。

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新型インフルエンザへの国内初感染

新型インフルエンザへの国内初感染が16日に確認され、数日で90人にも達しました。

数年前から警戒されていたことが、いよいよ現実的になってきたようです。

生活必需品や食品の備蓄等は、大丈夫ですか??

先日、マスクの補給をしにホームセンターに行ったのですが、静岡でも、かなり品薄になっていました…。

さて、先日、ブログでも案内しましたが、

インフルエンザは、感染した人の咳、くしゃみ、つばなどの飛沫とともに放出されたウイルスを吸入することによって感染します。

そのため、外出後の手洗い、マスクの着用、流行地への渡航、人混みや繁華街への外出を控えること(不要不急の外出の自粛)が重要です。また、十分に休養をとり、体力や抵抗力を高め、日頃からバランスよく栄養を摂ることも大切です。

栄養素としては、「ビタミンA」「ベータカロテン」「ビタミンC」「ビタミンB6」「亜鉛」「セレン」「CoQ10」などが、インフルエンザに対抗するのに役立つと期待されています。


私も、いつもより多めのサプリメントで備えています。

(井)

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動脈硬化の予防に役立つ栄養素②

先日の動脈硬化の予防に役立つ栄養素の続きです。

動脈硬化の予防には、抗酸化ビタミン、ポリフェノール、ビタミンB群の他にも、食物繊維、オメガ3系脂肪酸があります。


【食物繊維(特に水溶性)】
食物繊維というと、レタスやゴボウなどが有名ですが、食物繊維は、水に溶けない「不溶性食物繊維」と、水に溶ける「水溶性食物繊維」とに分けられます。

野菜、穀類、芋類、豆類に多く含まれる不溶性食物繊維は、便のカサを増やすことで、便秘解消や大腸がんの予防が期待され、

海藻、こんにゃく、リンゴ(ペクチン)に含まれる水溶性食物繊維には、コレステロールを吸着して排泄を促進したり、胆汁酸の再吸収を阻害するなどの働きによって、血中コレステロールを下げる効果が期待されています。

また、水溶性食物繊維には、血糖値の上昇抑制、インスリン節約作用などもあり、糖尿病の予防にもつながります。


【オメガ3系脂肪酸(EPA、DHA)】
オメガ3系脂肪酸には、植物由来のαリノレン酸と、魚油由来のEPA、DHAがあります。

EPA,DHAは、私たちの体内で、αリノレン酸から合成されますが、αリノレン酸は、私たちは作り出すことができないため、食べ物として摂取しなければならず、必須脂肪酸といわれています。

オメガ3系脂肪酸、特にEPA、DHAには、血中中性脂肪低下、血管内皮細胞の機能改善、血栓生成防止作用などの作用があり、いずれも動脈硬化の予防に有効と考えられています。

日本人が欧米人に比べて動脈硬化が少ないのは、オメガ3系脂肪酸、特に、魚由来のEPA、DHAの摂取量が多いことが貢献しているといわれていましたが、近年の私たちは、食生活の欧米化に伴い、オメガ6系脂肪酸(リノール酸)を摂りすぎる一方で、オメガ3系脂肪酸の摂取が不足しています。

摂取脂肪酸のバランスを整えることも、動脈硬化予防には、役立ちます。

(井)

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動脈硬化の予防に役立つ栄養素①

動脈硬化は、脳卒中、狭心症、心筋梗塞など、多くの疾病を引き起こす原因ともなります。

動脈硬化は加齢とともに進行するため、一種の老化現象ともいえますが、
動脈硬化は、同じ年齢でも血管の状態には個人差があることから、食事、運動、喫煙、飲酒、ストレスなど、生活習慣の改善でそのスピードを抑えることが可能と言われています。

そこで、知っておけば役に立つ
動脈硬化に効果が期待されている栄養素」をご紹介します。


「抗酸化ビタミンとポリフェノール」
動脈硬化の発症と進行には、活性酸素が大きくかかわっています。
ビタミンC、ビタミンE、ベータカロテンなどの抗酸化ビタミンには、LDLコレステロールの酸化を防ぐ効果が知られており、ポリフェノールには、LDLの酸化抑制に加え、肝臓でのLDLの異化促進、中性脂肪の吸収阻害、血管内皮障害の改善の効果が期待されています。

特に、赤ワインのポリフェノールの動脈硬化予防は、「フランス人は他の欧米人と同じ様なものを食べ、同じようにタバコを吸っているのに虚血性心疾患の死亡率が低い。」という「フレンチパラドックス」としても有名です。


「ビタミンB群とホモシステイン」
ビタミンB群、特に、葉酸、ビタミンB6、ビタミンB12の摂取は、血中のホモシステイン濃度を低下させることで動脈硬化の抑制に有効であることが知られています。

ホモシステインは、血液中で自己酸化する過程で活性酸素が発生し、血管障害の原因となります。欧米の研究では、ホモシステイン濃度の上昇で冠動脈疾患の発症リスクが増加すること。
一方、葉酸、ビタミンB6、ビタミンB12の投与で、血中ホモシステイン濃度が有意に低下したとの報告もあります。

葉酸、ビタミンB6、ビタミンB12は、ホモシステインの代謝経路で必要なことが知られています。


他にも、食物繊維や、オメガ3系脂肪酸「DHA、EPA」も注目されていますが、それはまた、後日…

(井)

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花粉症・アレルギー対策に役立つ栄養素 ビタミンミネラル編

最新の花粉飛散予測によると、関東・甲信越地方に花粉が飛び始めるのは、2月20日頃なんだそうです。
ここ、静岡では、それよりも少し早い2月10日頃とのこと。

いよいよ近づいてきましたね!!


さて、先日は、花粉症やアレルギー対策に、オメガ3系脂肪酸が良いという話を紹介しました。

今日は、花粉症・アレルギー対策の栄養素第2弾として、ビタミンミネラル編をお届けします。

花粉症・アレルギーには、いうまでもなく、免疫細胞が大切な働きをしています。

免疫細胞が順調に生まれ、正しく機能するために、ビタミンやミネラルなどの微量栄養素も重要です。

現代人の食生活は、これらの微量栄養素の摂取不足になることが多いため、やはりアレルギーにはマイナスになります。

特にアレルギー対策に役立つ栄養素は次のとおりです。

【亜鉛】
体内で、脂肪酸から様々な物質を作り出す際に必須。免疫機能を正常に維持する働きを持つ。

【ビタミンB6】
亜鉛と共同で、体内で脂肪酸を有効に使う手助けをし、免疫機能を正常に維持。タンパク質の代謝に必須。

【ビタミンC】
免疫細胞(マスト細胞)が分泌するヒスタミンの働きを和らげ、アレルギー症状の緩和に役立つ。コラーゲン合成を促進し、皮膚や粘膜の健康を維持する。

【ベータカロテン、ビタミンA】
粘膜、皮膚の健康を維持。不足すると、呼吸器の粘膜や肌の角質が不完全になり傷つきやすくなるため、花粉症で悩む方には特に大切。

【ビオチン】
皮膚の健康を保つ働きを持つので、アトピー性皮膚炎の方にとって大切な栄養素。

【抗酸化物質】
アレルギー症状によって発生する活性酸素から、周囲の細胞を守る。


先日お話したオメガ3系の脂肪酸の摂取とともに、これらのビタミンミネラルも意識して、今シーズンの花粉症対策に役立ててみてください。

(井)

テーマ:花粉症 - ジャンル:ヘルス・ダイエット

花粉症・アレルギー対策の栄養素 その1

環境省の発表では、今シーズンのスギ・ヒノキ科花粉総飛散量は、関東、東北地方では例年並みかやや多く、東海から九州地方では一部を除いて多いかやや多くなると予測されており、飛散開始時期は、例年並かやや早くなると予測されているそうです。

花粉症のシーズンは、いよいよです。

そんな花粉症に対抗するための情報をご紹介します。


花粉症やアレルギーをマイルドにするための栄養素として、一番のお勧めはオメガ3系の脂肪酸です。

オメガ??と言っても、あまり、なじみのない方も多いかもしれませんが、オメガ3系というのは、油の種類の一つです。

ざっくりと分類すると、私たちが普段摂取している、「食品から摂らなければならない油」には、オメガ3系とオメガ6系があります。

そのうち、オメガ6系の脂肪酸は、リノール酸、アラキドン酸があり、
リノール酸は、コーン油、紅花油、ひまわり油や、いわゆるサラダ油に多く含まれており、
アラキドン酸は、牛肉、豚肉、鶏肉などに含まれています。


一方、オメガ3系の脂肪酸は、
EPA、DHAなどの魚油や、α-リノレン酸があります。


私たちが普通に生活していると、摂取する脂肪酸は、オメガ6系の脂肪酸ばかりになっており、このオメガ6系の脂肪酸とオメガ3系の脂肪酸の摂取バランスが、アレルギー症状を悪化させているといわれています。

そもそも、免疫細胞が、体を外敵から守るために分泌する物質(外敵を攻撃するための化学兵器)は、私たちが食べる脂質を原料に作られます。

近年のアレルギーの症状の悪化には、アレルギーの原因となる花粉や化学物質などのアレルゲンが増えたことも大きな原因ですが、摂取する脂肪酸(オメガ6系とオメガ3系)のバランスが悪くなっていることも影響しています。


オメガ6系の脂肪酸と、オメガ3系の脂肪酸から作られる生理活性物質は作用が異なり、オメガ6系脂肪酸であるアラキドン酸から作られる生理活性物質は、免疫反応を激しくする他、動脈壁にプラークを作り、血栓を形成し、心血管系の病気を増やし、発がんのリスクを高めるとも言われています。

一方、オメガ3系脂肪酸であるEPAからは、炎症、アレルギーを抑制する生理活性物質が生成されます。


少し、難しくなったかもしれませんが、簡単に言ってしまえば、
オメガ6系脂肪酸をたくさん摂っている場合には、アレルギー反応は激しくなり、
オメガ3系脂肪酸であれば、アレルギー反応はマイルドになると言えます。


では、どうしたらこのアンバランスを解消でき、アレルギー反応をマイルドにできるのか?
というと、摂取するオメガ6系脂肪酸(動物性脂肪、リノール酸など)を減らすことが根本的な解決方法です。

でも、現代人にとって、オメガ6系の脂肪酸が多く含まれる肉や、加工食品、ファーストフードを全く利用しないというのは、食生活の大幅な変更を伴い、なかなか難しいと考えられます。

そこで、現実的な方策として、摂取量が不足しがちなオメガ3系脂肪酸を意識して摂取することで、脂肪酸のバランスを整える方法があります。

オメガ3系脂肪酸を含む油や食品(亜麻仁油、しそ油、えごま油、魚油)を意識して摂取するのです。

花粉症の時期には、晩御飯のおかずを、肉よりも魚を増やすと良いかもしれません。


次回は、アレルギー対策に役立つビタミンやミネラルについて、紹介します。

(井)

テーマ:花粉症 - ジャンル:ヘルス・ダイエット

手軽な風邪・インフルエンザ対策はミカン!

今日、近所の小学校がインフルエンザで学級閉鎖になったということを耳にしました。

いよいよ、インフルエンザが身近に迫ってきたと感じています。
私は、せっせと、1日に何回もビタミンCを飲んでいます。



さて、風邪やインフルエンザに対する栄養摂取面での具体的な対策は、バランスのよい食事で栄養素をしっかり摂ることに加えて、ビタミンCの多い果物を摂ることです。

今の季節、手軽に食べられる果物といえば、ミカンなどの柑橘類ですが、
ミカンには、ビタミンCと、ビタミンCの効果を高めるヘスペリジンのほか、ベータカロテンも豊富に含まれています。

ビタミンCは、風邪予防で有名ですが、NK細胞の活性化、ウイルスの不活性化、インターフェロンの産生促進、抗体産生促進作用があります。


ベータカロテンは、体内でビタミンAに代わります。

ビタミンAには、粘膜の構造保持、粘膜分泌機能の保持という生理機能があり、ビタミンAの欠乏で、粘膜が弱くなり、風邪を引きやすくなるといわれています。


風邪予防でミカンを食べるときには、コツがあります。

ビタミンCの吸収を助ける「ヘスペリジン」は、みかんの実の部分よりも皮や袋、スジに多く含まれています。さすがに、皮は食べられませんが、袋やスジは、一緒に食べたほうが良いと思います。

(井)

テーマ:インフルエンザ - ジャンル:ヘルス・ダイエット

風邪・インフルエンザ予防に役立つ栄養素

今朝、取引先の担当者に電話したら、いつもと声が違いました。
どうやら、風邪をひいてしまったとのこと・・・。

弊社のスタッフや家族では体調を崩している人がいないので、あまり感じませんでしたが、どうやら世の中、風邪やインフルエンザが流行っているようです。

国立感染症研究所の調査によると、最近全国からのインフルエンザ患者の報告数が急増しており、近く全国的な流行が始まりそうなことが分かったそうですので、気をつけなければいけませんね。

さて、そんな中、今日は、風邪やインフルエンザ予防に役立つ栄養素のお話をさせていただきます。

風邪やインフルエンザに罹らないために、日頃から免疫システムが正常に働くようにしておくことが大切なのはご存じのとおりです。

私たちの免疫システムの強化に役立つ栄養素には様々な種類があり、その対策方法で次の3つに分けることができます。

1.のどや鼻の粘膜の働きを高める細菌やウイルスの侵入口であるのどや鼻の粘膜の働きを高めておくことで、侵入を防ぐことができます。

ビタミンA」には、粘膜の構造保持、粘膜分泌機能の保持という生理機能があり、ビタミンAの欠乏で、粘膜が弱くなり、風邪を引きやすくなるといわれています。

ベータカロテン」は、体内で必要に応じてビタミンAに変化し、また、強力な抗酸化作用もあるので、栄養素としてはベータカロテンとしての摂取がお勧めです。

2.免疫機能を高める抗原抗体反応、菌を食べて破壊する貪食細胞、ウイルスに感染した細胞を破壊するキラー細胞など、体内の免疫システムは、チームとして体を守っています。

免疫機能を高める栄養素には、NK細胞の活性化、ウイルスの不活性化、インターフェロンの産生促進、抗体産生促進作用のある「ビタミンC」。
抗体の合成にかかわり、免疫機能を正常に保つ上でも欠かせない「ビタミンB6」。
抗ウイルス活性、食細胞、リンパ球の活性化に役立つ「亜鉛」。
白血球の増殖を促進し、細菌貪食能を向上させる「セレン」。
白血球の働きを高める「CoQ10
があります。

3.活性酸素の害を防ぐ
免疫機能の武器はおもに活性酸素ですが、調整がうまくいかずに過剰に活性酸素を放出してしまうと、自身を傷つけてしまうことになります。

そのため、活性酸素に対抗する抗酸化物質は免疫機能の維持にもとても重要です。  

例えば、免疫の中心となる白血球は、抗体の生産や食作用に使う活性酸素から自身を守るために十分な「ビタミンC」を必要とします。
ビタミンCの豊富な白血球は、より多くの細菌を貪食できるといわれています。

また、抗酸化酵素(SOD)の構成成分となる「亜鉛」「マンガン」。
免疫細胞を活性化するといわれるラクトフェリンや、抗酸化酵素の構成成分となる「」。

その他、「ビタミンE」「セレン」「CoQ10」「フラボノイド」も抗酸化作用を持っています。

風邪予防には、様々な栄養素が役立ちます。

ビタミンCやベータカロテンなどを、意識的に多めに摂るとともに、ベースの栄養素(マルチビタミン)もいつもより多めに摂っておくとよいと思います。

(井)

テーマ:美容・健康・アンチエイジング - ジャンル:ヘルス・ダイエット

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