知的けんこう生活 〜サプリメントメーカーの日記帳

医師、薬剤師、栄養士など、医療・栄養のプロに評価されるエビデンスサプリメントをお届けする「株式会社ヘルシーパス」のスタッフブログです。 日常の出来事から、サプリメントの話題、健康に役立つ情報まで、毎日、誰かが書き込んでいきます。

知れば知るほど「食物繊維」

食物繊維のサプリメントの紹介パンフレットやHPを作る上で、食物繊維について調べる機会が増えています。
ブログでも、自然と食物繊維ネタが増えてしまっています(笑)


食物繊維は知れば知るほど、現代の女性には不可欠なものだと思えるようになってきました。

ここで、食物繊維の働きについて、まとめてみましたので、改めてご紹介します。


■満腹感と虫歯予防
・口腔内では食品を噛む回数が多くなり、食事の時間を長引かせ唾液の分泌を良くすることで虫歯を軽減する。
・胃では、胃の中で水を吸って膨らむので満腹感が得られやすくなる。

これらは、食事に食物繊維の多い食材を取り入れるときのメリットです。


体の中に入ったあとの働きは次の通り。

■生活習慣病対策、便秘対策、デトックス、腸内細菌叢の改善
・小腸では、ゲル状となって、余分なもの(コレステロール、中性脂肪、糖分、ナトリウム)の吸収を抑制したり、吸着して排泄を促進する。
・血液中のコレステロール値、中性脂肪濃度、血糖値、血圧などの上昇を抑制する。
・大腸では便を柔らかくして量を増やすことにより、スムーズな排便を促す。
・腸内に残った有害物質を吸着して速やかに排泄。
・体に良い働きをする有用菌に腸内で利用させるために有用菌を増やし、有害菌を減らす。


日本人女性の食物繊維摂取量は、食生活の洋食化や、食生活の乱れによって減り続け、1日当たり5〜10gは目標値よりも少なくなっており、若い世代で特に顕著です。

女性は、特に意識して食物繊維をとるべきです!!

(井)


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食物繊維が環境汚染物質の排出を促進?

デトックス対策で食物繊維の効果が期待されている!」

という話は以前にも紹介したことがあると思いますが、ダイオキシンなどの環境汚染物質の排泄にも効果が期待できるとの報告を見つけましたのでご紹介します。


1992年の食品衛生学雑誌で紹介された論文で、「ラットにおけるペンタクロロベンゼンの体内蓄積に対する難消化性多糖類の影響」という論文です。

それによると、環境汚染物質の一種であるペンタクロロベンゼンをラットに投与し、その後5日間、糞中に排泄された量を測定したそうです。

その結果、食物繊維摂取群の方が、食物繊維添加しなかった場合に比べて、糞中の排泄量が多くなる傾向が見られたとのこと。

しかも、食物繊維の中でも、グアガムとリンゴペクチンが、セルロース、アルギン酸に比べ、有意に多かったようです。
グアガムは、食物繊維なしの場合に比べ、3倍も排泄された!

また、他にも、ダイオキシンとラットを使って、糞便中にどのくらいダイオキシンが排泄されるかという研究があり、やはり、食物繊維を一緒に食べさせた方がたくさんダイオキシンを排泄したようです。

いずれも、食物繊維の摂取によって、便量が増え、結果として、有害物質の排泄が増えたのだと思います。


女性は、便秘対策で食物繊維に注目することが多いですが、将来の、妊娠、出産、授乳などを考えると、早いうちからデトックスをして、体内の有害物質や重金属を排泄しておいた方がよいと思います。
食物繊維は、一石二鳥を言うわけです。


食物繊維は、女性の強い味方。
というより、現代女性においては、必須栄養素とも言えるのではないでしょうか?

参考:食品衛生学雑誌33巻3号 p. 241−246 (1992−6)
   機能性食品ガイド 講談社

(井)

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食物繊維には2種類ある!

便秘には、「食物繊維」がいい!

ということは、多くの方が知っていることだと思います。

でも、食物繊維には、2種類あることをご存じですか?

食物繊維は、水に溶けない「不溶性食物繊維」と水に溶ける「水溶性食物繊維」に分けられます。


不溶性食物繊維は、保水性に優れて便をやわらかく、また量を増やす働きがあります。

不溶性食物繊維は、ごぼう、にんじん、セロリなどの野菜、麦、玄米などの穀類、さつまいもなどの芋類、大豆、小豆などの豆類に多く含まれ、割と摂取しやすい食物繊維です。

一方、水溶性食物繊維は、大腸の腸内細菌の働きによって分解され、「短鎖脂肪酸」を産生する原料になることが分かっています。
水溶性食物繊維は、海藻類、こんにゃく、りんご(ペクチン)などの果物に含まれていますが、意識しないとなかなか摂取しにくい食物繊維です。

水溶性食物繊維が大腸で分解されることによってできた「酢酸」「プロピオン酸」「酪酸」などの短鎖脂肪酸は、大腸の細胞の重要な栄養源となり、大腸粘膜を増殖修復し、大腸の働きを助ける働きを持っています。

さらに、短鎖脂肪酸には、大腸内のphをコントロールし、悪玉菌の増殖を抑え、腸内細菌叢を改善する働きも持っています。

大腸の働きが活発になり、腸内細菌叢が良好になれば、当然、便秘に対しても、また、下痢、過敏性大腸炎などに効果が期待できます。


簡単にいえば、

便の量を増やす働きをする食物繊維=「不溶性食物繊維」
大腸の働きを正常して、腸内環境を整える食物繊維=「水溶性食物繊維」

ということができます。

便秘解消には、これら働きの異なる2種類の食物繊維(不溶性、水溶性)をバランスよく摂取することが大切なのです。

ちなみに、「グアガム」は、水溶性食物繊維です。

普段、意識してもなかなか摂取しにくい水溶性食物繊維を、簡単に摂取できる優れものです!!

(井)





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アクティブな思考に役立つ栄養素

スムーズで、アクティブな思考を助ける栄養素があります。


いくつか、ご紹介します。


■脳の働きに必要ま栄養

脳細胞への栄養成分の取り込みをサポートするレシチンや、脳の神経細胞にあるリン脂質の一種であるホスファチジルセリンは、脳の栄養素とも呼ばれ、脳が機能するために欠かせません。
また、ホスファチジルセリンは、脳の細胞膜を柔軟性を高め、血流を良くする働きもあります。


■血流改善

イチョウ葉エキスには、血管を拡張して、血流を改善し、酸素や栄養素を脳にスムーズに供給する働きがあります。ヨーロッパでは、痴呆症の改善薬としても、利用されています。
ビンカマイナー(ヒメツルニチニチソウエキス)には、赤血球を柔らかくする効果が知られており、赤血球が脳内の細い血管も通過できるようになり、酸素のスムーズな供給の役に立ちます。


■抗酸化

アスタキサンチンは、天然色素の一種で、強力な抗酸化物質です。
また、アスタキサンチンは、血液脳関門を通過することができる数少ない抗酸化物質であり、脳神経系内で活性酸素除去に役立ちます。脳内で活性酸素を抑えることで、脳細胞へのダメージを防ぐことができます。


■神経伝達物質

神経伝達物質「ドーパミン」の前駆体となるチロシンや、同じく神経伝達物質である「GABA」などは、脳内に神経伝達物質を増やす手助けになります。


これらの栄養素は、ブレインフードとも言われていますね。

(井)

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グアガム(グアーガム酵素酵素分解物)について

先日、グアガムの試作品が手元に届きました。

便秘や、その他の大腸のお悩みの解決にとても期待が持てる素材ということ商品化を進めている
弊社の新しいサプリメントです。


驚いたのは、グアガムの試作品を見たときの女性スタッフの反応の良さ!!


少し前に、ごく少数のサンプルで試したときの結果が、非常によかったようで、
今回のサンプルも奪い取るように持ち帰って行きました。

(私も、ある方に頼まれて持ち帰りましたが・・・(笑))


そんな光景をみていて、
「お悩みを解決してあげるというのは、ものすごいパワーを生み出すモノだなあ」と思いました。

「コラーゲンサポート」の商品化のときも思いましたが、

女性の「美」と「悩み解決」に対する情熱ってすごいものですね・・・

(井)

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セレン【栄養素紹介】

■名 称
セレン Selenium (Se)

■体内での働き・解 説
セレンは、ヒトにとって必須な微量元素であり、その欠乏は中国東北部の風土病(克山病)としてよく知られている。セレンは、抗酸化作用を持つ酵素(グルタチオンペルオキシダーゼ類)の活性に関わるとともに、セレン自身も抗酸化力を持ち、生活習慣病の引き金になる活性酸素の発生を抑制し、細胞組織の酸化や老化を防ぐ働きがあります。さらに、カドミウム、水銀、ヒ素などの有害重金属の毒性を軽減する働きや、精子の形態維持などの作用もある。安全性については、許容摂取量の範囲で適切に摂取すればおそらく安全と考えられるが、他のミネラルに比べてセレンは必要量と中毒量の範囲が極めて狭いことから、使用にあたっては特に注意が必要である。催奇形性や流産の恐れがあるため、妊娠中の過量摂取は避けるべきである。

■不足すると起きやすい症状、疾患 ※1
ぜんそく、筋肉の衰え、老化、貧血、心臓の働きが悪くなる、重金属蓄積による症状

■相乗作用を示す栄養素 ※1
ビタミンE

■効果が期待される症状、疾患
動脈硬化、高血圧、脳卒中、心臓病、肝臓病、ガン、関節炎、リウマチ、生殖能力低下、不妊症

■過剰症  ※1
1日あたり500μg以上の長期間摂取で、肌荒れ、脱毛、爪の変形、胃腸の働きが悪くなる、吐き気など。流産などの危険もあるので、妊産婦は特に注意。

参考:サプリメントガイド 佐藤章夫先生

ビタミンB群・C・E ☆

暖かくなり、花見の好季節となりましたね。
家の近所では桜が咲いています。

さて、皆さんご存じでしょうか?
平成20年4月から「特定健康診査・特定保健指導」が始まります。
生活習慣予防のための新しい健診・保健指導を積極的に利用するといいと思います。
※詳しくは厚生労働省のHPを見てください。

日本人の生活習慣の変化等により、生活習慣病の有病者、予備軍が増加しており、
それを原因とする死亡は全体の約三分の一にのぼるといいます。

厚生労働省の平成16年国民健康・栄養調査によると、40〜74歳において、男性の2人に1人、
女性の5人に1人がメタボリックシンドロームか、その予備群であることが報告されました。

メタボリックシンドロームの原因となる内臓脂肪の蓄積は、動脈硬化や動脈硬化につながる
生活習慣病を引き起こします。
しかし、人間が生きていくためには必要不可欠なものでもあります。
皮下脂肪や内臓脂肪は、そもそも充分な食糧を常に確保できなかった遠い昔、人間が生き延びる
ためのエネルギーとして身体に蓄えるしくみにより、できたものでした。
ところが、食糧が豊富な現代社会では、この生き延びるための身体のしくみが悲しいことに肥満に
つながってしまっているのです。

最近ぽこっと出てきたなっというお腹、自分のお腹の脂肪をつまんでみて、もし、しっかりとつまめる
ようならば、それは皮下脂肪、
皮下脂肪は、エネルギーの貯蔵庫として脂肪がたまった状態で一度ついてしまうと、
悲しいことに、なかなか落ちない脂肪です。
一方、つまめないけれどおなかがぽこっ、という場合は内臓脂肪がついている可能性があります。

「対策」

・日常生活の中で運動を取り入れてみるといいと思います。

まず身近にできることから少しずつはじめてみるのがいいと思います。
例えば、日常生活の動き工夫をしてみるとか・・・
エレベーターを階段にかえる・自転車で行くところを歩く・一駅分歩く、
など無理せず「続けられる」ことが大切です。

・バランスのよい食事を心がけるといいと思います。

朝食に野菜ジュースを足してみる・炭水化物を控え、外食は野菜が多いメニューにするように
心がけるなどいいと思います。
間食はお菓子だけでなく、果物にも果糖がたっぷり含まれているので、食べ過ぎは気をつけましょう。

・健康値を補助するものを取り入れるといいと思います。

いつも我慢しストレスをためないためにも、サプリメントを日常生活に取り入れ入れて、
みるのもいいと思います。


「おすすめする栄養素」


「ビタミンB群」

炭水化物を効率良くエネルギーに換えてくれます。ビタミンB群は一緒に摂ることが大事で、
特にビタミンB1は炭水化物の分解促進にとても役立ちます。

また、運動をすることによりエネルギー消費量が増えると、エネルギーを作る為に必要なビタミンB1やビタミンB2がたくさん消費されますので、運動後には積極的に摂取することをお勧めします。

「ビタミンE・ビタミンC」

運動量が増えると呼吸量がふえますので、酸素を体内に取り入れる量が増え、その結果、
体内の活性酸素の量も増えてきます。その増えた活性酸素を除去してくれるのに役立ちます。

ビタミンCは活性酸素の除去で働いたビタミンEの作用を復活させ、ビタミンEの効果を持続させる効果がありますので、ビタミンEとビタミンCは一緒に摂るとより効果的です。

(ナ☆)

テーマ:快適な生活のために - ジャンル:ライフ

クロム【栄養素紹介】

■名 称
クロム Chromium (Cr)

■体内での働き・解 説
クロムは、肝臓、腎臓、血液、脾臓に存在し、正常な糖代謝、脂質代謝を維持するのに重要かつ必須な元素である。特に血糖値の調節に対する作用が注目されている。食品には幅広く含まれているため、通常の食事で不足することは稀であるが、加工食品を多く食べる現代人には不足する可能性もある。加齢とともに減少するミネラルである。クロムには、インスリンの補酵素として、インスリンの働きを助ける作用があり、「血糖値を正常に保つ」効果があるといわれ、糖尿病の予防に有効であると期待されている。また、中性脂肪値、コレステロール値を正常に保つことができ、動脈硬化や高血圧を未然に防ぐことも期待できる。その他、体脂肪を減らす効果、DHEA生成を促進する効果も期待されている。安全性については、食品から適切に摂取すればおそらく安全と考えられている。

■不足すると起きやすい症状、疾患
動脈硬化、糖尿病、高脂血症

■相乗作用を示す栄養素
ビタミンC、システイン、ナイアシン、グルタミン酸、グリシン

■効果が期待される症状、疾患
糖尿病、動脈硬化、高血圧

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イノシトール【栄養素紹介】

■名 称
イノシトール Inositol

■体内での働き・解 説
リン脂質の成分として、細胞膜を構成する。
コリンと共にレシチンを構成し脂肪の分解とコレステロールの低下に働く。ミエリン鞘の形成に関わり、脳神経に栄養を供給し正常に働くようにする。コリン、メチオニンと共同して、動脈壁や肝臓への脂肪蓄積を防ぎ、エストロゲンの濃度を調節する。

イノシトールは水溶性のビタミン様物質である。植物中では遊離型のイノシトール又はそのリン酸エステル体(フィチン酸)として存在している。動物体内ではイノシトールまたはイノシトールリン酸の形で存在している。
体内で合成されるが、十分な量ではないので、食事による補給が望まれる。
ビタミンB群と協力して、脱毛の予防に役立つほか、神経や、皮膚の健康維持にも役立つ。

■不足すると起きやすい症状、疾患
湿疹・脱毛、便秘、胃腸が弱る、不眠、神経障害、脂肪肝、高血圧、動脈硬化、コレステロール増加

■相乗作用を示す栄養素
コリン、ビタミンB群

■効果が期待される症状、疾患
うつ、不安、コレステロール低下、パニック症候群、多発性硬化症、糖尿病の神経障害、湿疹

■過剰症
知られていない。

コリン【栄養素紹介】

■名 称
コリン Choline

■体内での働き・解 説
細胞膜の構成成分である、レシチンを作り、神経細胞の細胞膜を形成する。
セラミドの合成に関わる。
脂質、コレステロールの生成に必要。
神経伝達物質である「アセチルコリン」の前駆物質である。
ホモシスティンのメチオニンへの転換を促進する。

コリンは水溶性のビタミン様物質に分類される。動・植物性食品中には、ホスファチジルコリン(レシチン)やスフィンゴミエリンなどの形で存在している。
体内で合成されるが、十分な量ではないので、食事による補給が望ましい。
脂肪とコレステロールが体内で使われるのを助け、肝臓に脂肪が溜まり過ぎることを防ぐ。
血管壁へのコレステロールの沈着を防ぎ、高血圧を予防する。記憶力や学習能力を高め、神経系の障害を防ぐ。うつ状態を予防、改善し、思考を助ける。

■不足すると起きやすい症状、疾患
肝硬変、脂肪による肝臓の変性、動脈硬化、アルツハイマー

■相乗作用を示す栄養素
イノシトール、ビタミンB12、葉酸、L-カルニチン

■効果が期待される症状、疾患
記憶力や学習能力を高め、神経系の障害を防ぐ。解毒を助ける。冠動脈疾患を防ぐ。肝障害を予防する。抗ウイルス作用。アドレナリンの合成を高める。

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ビオチン【栄養素紹介】

■名 称
ビオチン Biotin

■体内での働き・解 説
4種類の酵素の補酵素として働き、糖質、タンパク質、脂質の代謝に関わり、脂肪酸やアミノ酸の合成にも一役買っている。葉酸、パントテン酸、ビタミンB12の働きを助ける。
骨、皮膚、神経組織、血球、髪の健康維持に関与。

ビオチンは皮膚炎を予防することから発見された水溶性ビタミンの一つである。糖質や脂質、アミノ酸の代謝やエネルギー産生に関わる。ビオチンは毛髪やお肌のビタミンと呼ばれ、白髪や脱毛を防ぎ、肌の健康を維持する働きがある。腸内細菌によって合成されているため、通常欠乏症はまれであるが、生卵の白身に吸着され吸収が阻害されたり、腸内細菌の状態を悪くさせる抗生物質を長期間服用していると欠乏しやすくなるので注意が必要。また、ビオチンには、ヒスタミンの生成を抑制し、体外に排出する働きがあるため、アトピー性皮膚炎の症状の予防に役立つといわれている。また、手足に水泡が出来る掌蹠膿疱症(ショウセキノウホウショウ)は、ビオチン欠乏症という説がある。

■不足すると起きやすい症状、疾患
不眠症、貧血、皮膚炎、脱毛、白髪、疲労感、憂鬱感

■相乗作用を示す栄養素
ビタミンB群、ビタミンA

■効果が期待される症状、疾患
アトピー性皮膚炎

パントテン酸【栄養素紹介】

■名 称
パントテン酸 Pantothenic acid

■体内での働き・解 説
エネルギー生産、タンパク質、脂質の代謝に深く関わる。
副腎を刺激して、ホルモンの生産を促すことで、ストレスに対する抵抗力を生み出す。
免疫抗体の生産に働き、免疫力を強化する。
解毒に働き、薬の副作用を軽くする。
神経伝達物質の生産に関わる。
結合組織、粘膜組織、ヒアルロン酸の生産に関わる。

パントテン酸は補酵素A(コエンザイムA)の構成成分として、エネルギー産生、脂肪酸の合成・分解あるいは他の代謝調節過程での中心的役割を担うビタミンである。パントテン酸は、広く食品に存在するため、ヒトでの欠乏症はまれである。パントテン酸は、ストレスへの抵抗力をつけるビタミンとして有名。疲れやすい、ストレスが溜まりやすいという自覚がある場合、ビタミンC、Eと合わせて摂取するのが望ましい。パントテン酸は、アルコールやカフェインによって消耗するので、これらの習慣がある方は、注意が必要である。エネルギー生産全般に関わるほか、髪や肌の健康を維持する働きを持ち、善玉コレステロールを増やす働きも持つ。

■不足すると起きやすい症状、疾患
手足のしびれ、睡眠障害、めまい、疲労、食欲不振

■相乗作用を示す栄養素
ビタミンB群

■効果が期待される症状、疾患
白髪、抜け毛、肥満

■過剰症
10-20gの摂取で下痢、むくみが起こることがある。

葉酸 【栄養素紹介】

■名 称
葉酸 Folic acid(プテロイルグルタミン酸)

■体内での働き・解 説
体内で、メチル基、メチレン基などの受容体や提供体となり、それらの転移に関わる。約20種類の酵素の補酵素として働き、たんぱく質と核酸の合成に関わる。
遺伝子の複製、修復、細胞分裂時の染色体の破損防止等に働く。ヘムの合成に関わり、赤血球の形成を支えている。アミノ酸の代謝、抗体の生産に関わっている。神経細胞の代謝、成長を助け、脳内の神経伝達物質の生産を促す。

葉酸は水溶性のビタミンで、緑黄色野菜やレバーに多く含まれている。生体内ではDNAやアミノ酸の合成にも関与している。細胞の分裂や成長に欠かせない働きを担当しているので、特に妊娠中や授乳中の女性には欠かせない栄養素。特に妊娠初期に不足すると、胎児の脳神経に障害が出るリスクが高まるので、妊娠の可能性がある女性は摂取を心がけるべき。消化器系の健康、肝臓の働きを助け、皮膚の健康を保ってくれる。
ビタミンB12と協力し、赤血球生産に関わるため、貧血の場合には鉄と合わせて摂取するのが望ましい。高ホモシステイン血症の治療や胎児の神経管閉鎖障害のリスク低減に経口摂取でおそらく有効とされている。食材に含まれる葉酸は体内で吸収されにくいことが知られているので、サプリメントの利用も効果的である。妊婦における葉酸不足が胎児に障害をもたらす可能性があることから、厚生労働省は特に妊娠を希望している女性に対し、400μg/日を摂取することを呼びかけている。

■不足すると起きやすい症状、疾患
貧血、出血性疾患、腸炎、口内炎

■相乗作用を示す栄養素
ビタミンB群

■効果が期待される症状、疾患
貧血、出血性疾患

■過剰症
5-10mg以上の摂取で乳がんと前立腺がんのリスク増加の心配がある。

■医薬品との相互作用 ※1,2 医薬品(主な商品名)/相互作用) 
抗てんかん薬 フェニトイン製剤(アレビアチン)/効果(抗けいれん作用)の減弱
サラゾスルファビリジン(サラゾピリン) /葉酸の吸収が低下し、葉酸欠乏症を起こす。

※1東海四県薬剤師サイト「TOP/NET」
http://www.topnet.gr.jp/Hsiori/SUPLLE/heiyosuplle.htm
※2 医薬品と飲食物・サプリメントの相互作用とそのマネージメント フジメディカル出版

ビタミンB12【栄養素紹介】

■名 称
ビタミンB12 Cobalamin(コバラミン)

■体内での働き・解 説
補酵素として、TCA回路においてエネルギー生産に関わる。
葉酸と協力して、赤血球の生産を行う。葉酸、B6と協力して、ホモシスティンの血中量を低下させ、心疾患のリスクを低減する。神経を保護するミリエン(脂質の鞘)を作る。鉄、パントテン酸の働きを助け、葉酸の再利用やコリンの生成を助ける。神経細胞内のたんぱく質や、脂質、核酸の合成や修復を助け、神経系を正常に働かせる。ベータカロテンの吸収とビタミンAへの転換を助ける。

ビタミンB12は、葉酸とともに造血において重要な役割を果たしている水溶性ビタミンの1つである。一日に必要な量は非常に微量で、通常の食事では欠乏することは少ないが、動物性の食物に多く含まれるため、菜食主義の場合には欠乏することが多い。また、高齢者では胃酸の分泌が悪いために、B12をうまく吸収できていない場合がある。
ビタミンB12は、構造の中にコバルトを含む、大きな分子で、特徴的な赤い色を持っている。赤血球の生産に深く関わり、悪性貧血を予防する。また、気分を落ち着け、記憶力や集中力を高める働きも有る。脳や心臓がダメージを受けることを予防する働きを持つ。

■不足すると起きやすい症状、疾患
貧血、出血性疾患、神経・精神障害

■相乗作用を示す栄養素
ビタミンB群、ビタミンE、ビタミンC、ビタミンA

■効果が期待される症状、疾患
貧血、出血性疾患、神経・精神障害

■過剰症
知られていない。