知的けんこう生活 ~サプリメントメーカーの日記帳

医師、薬剤師、栄養士など、医療・栄養のプロに評価されるエビデンスサプリメントをお届けする「株式会社ヘルシーパス」のスタッフブログです。 日常の出来事から、サプリメントの話題、健康に役立つ情報まで・・・

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医薬品とサプリメントの相互作用の例

先日、お客様からの質問で次のようなものがありました。

「私、お薬を飲んでいるのですが、そちらのサプリメントを一緒に飲んでも大丈夫ですか?」


このような質問は、過去にも何度も頂きましたが、この方の場合はすこし違いました。


お話を聞いていると、次々のお薬の名前があげられ、合計16種類!

さすがに、これだけあると、その場ですぐに相互作用のリスクを答えることができなかったため、
薬の名前をひかえて、後で電話をすると言って、電話を切りました。


16種類もあると、調べるのはなかなか大変でしたが、30分後くらいには、無事お返事することができました。



さて、医薬品とサプリメントの相互作用で、有名なものの一つに「セントジョーンズウォート(西洋オトギリソウ)」があります。

セントジョ-ンズウォートを含んだサプリメントは、薬と一緒に摂ると、薬の効果を減らしてしまうことがあるので飲み合わせには注意が必要です。

※弊社のサプリメントには、セントジョーンズウォートを配合した商品はありません。


セントジョーンズウォートの医薬品との相互作用は、一般の消費者には、あまり知られておらず
リスクを知らずに医薬品と一緒の飲んでしまっている方も多いようです。



参考までに、セントジョーンズウォートの「医薬品との相互作用」について、ご紹介します。

セントジョーンズワーとは、
アメリカで『気分を向上、安定させるためのサプリメント』 として、
ドイツでは 『うつ病の治療薬』 として利用されている天然ハーブです。

リラックス効果やうつ病への効果を期待して、日本国内でも利用者は増えてきているようです。

セントジョーンズウォートを長期服用すると、免疫抑制薬シクロスポリン、強心薬ジゴキシン、抗HIV薬インジナビル、気管支拡張薬テオフィリン、抗凝固薬ワルファリン、高脂血症治療薬シンバスタチン、女性ホルモン剤エチニルエストラジオールなどの血中濃度を25~50%前後低下させ、薬理効果をも減少させることが知られています。

その作用機序の概略は以下の様になります。

セントジョーンズウォートは、小腸粘膜において薬物や異物を排泄する働きをもつ「P糖タンパク」の発現量を増加させたり、小腸および肝細胞における生体異物を代謝する酵素「CYP3A4」の活性を誘導する作用が関係していると考えられている。

これらの作用によって、P糖タンパク、CYP3A4サイクルによる代謝効率を著しく増加させ、薬物の経口バイオアベイラビリティを低下させる。



相互作用のメカニズムは、消費者にはわかりにくいですが、

とにかく、病院でお薬を飲まれている方は、セントジョ-ンズウォートのサプリメントを飲まれている場合には、一度、お医者様か薬剤師さんに確認した方が良いかもしれません。

また、お薬の名前をインターネットの検索エンジンで検索すれば、それがどんな薬なのか?
どんな注意事項があるのか?飲み合わせの問題などが、すぐに分かります。

ぜひ一度、、自分で飲んでいる薬を調べてみることもお勧めします。

(井)
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テーマ:健康食品 サプリメント - ジャンル:ヘルス・ダイエット

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