知的けんこう生活 ~サプリメントメーカーの日記帳

医師、薬剤師、栄養士など、医療・栄養のプロに評価されるエビデンスサプリメントをお届けする「株式会社ヘルシーパス」のスタッフブログです。 日常の出来事から、サプリメントの話題、健康に役立つ情報まで・・・

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「ヘム鉄」への質問

最近このブログでは新商品である「ヘム鉄」の話題でもちきりですが、そんな中、あるサプリメントにと~っても詳しいお客様から、ナイスなご質問を頂きました。

Q:
鉄は過剰摂取すると、体内で活性酸素の発生源になるため、サプリメントで摂取するのは避けた方が良いと聞いていました。ヘルシーパスのサプリメントは、鉄が含まれていない点も良いなと思ってきたので、今回「ヘム鉄」を発売されたことにちょっとびっくりしました。なぜ、ヘム鉄を作ったのですか?(長野県 H.H 様)

これは、とても重要なご質問ですので、私からのお返事をちょっと長くなりますが、ご紹介させて頂きます。

************************************
A:
お答えは、以下のようになります。
・多くの方にとっては、鉄をサプリメントで摂取するのは避けた方が良い。
・但し、鉄欠乏に陥っている女性においては、ヘム鉄をサプリメントで補給してあげることが、不定愁訴の改善に有効
・という訳で、万人向けのマルチビタミン&ミネラルには鉄は含まずに置き、必要な方には、別途ヘム鉄のサプリメントを用意するのがベスト

当社は、抗加齢医学の研究成果に基づいて立ち上がった会社ですので、抗加齢医学の分野の先生方と同じように、「鉄の摂取にはマイナス面も多いので注意するべき」という考えだったのですが、栄養療法に力を入れているお医者様の中には、老化制御の面以外の、患者さんの不定愁訴の改善に向き合っておいでの方々もおられます。

そうしたお医者様からは、
「女性の不定愁訴の原因として、鉄の不足が多くあるが、医師が処方できる鉄剤は無機鉄なので、飲んだ方の多くが飲むと気持ち悪くなるなどのクレームを訴える。

(注)無機鉄を吸収するためには、3価のイオンから2価のイオンに還元する必要があるため、宿命的に消化管内でフリーラジカルが発生してしまうので、大量の無機鉄を摂取すると、ムカつきや腹痛などを起こしてしまうことが多いのです。


ところが、市販のヘム鉄のサプリメントを薦めてあげようとしても、
   ・無機鉄にちょっぴり、ヘム鉄を加えたもの
   ・表示が虚偽で、信頼できないもの
   ・無茶に高額で、患者さんが購入できないもの

など、使えないサプリが多く、自信を持って勧められるものがなかなか無い。 ぜひヘルシーパスで作って欲しい!」

という、熱いご要望を頂戴したのです。

「じゃあ、試してみますか!」と試作品を作って、女性陣に試したところ、体調がぐぐっと良くなる方が相次いだので、商品化に踏み切ったというわけです。

但し、鉄のサプリメントは、必要な人を選んで勧める必要があります。
対象は、「プチ不調、不定愁訴を訴える閉経前の女性」です
それをチェックするには、血液検査でヘモグロビンとフェリチンの値を読み取ること。

男性が貧血になっている場合は、ガンや潰瘍で消化管から出血している可能性が高いので、サプリメントでは無く、速攻で病院に行き、精密検査をして頂くべきです

あと、欧米人には「ヘモクロマトーシス」と言って、鉄分を必要以上に体内に蓄積して、活性酸素を発生させ、内臓に負担をかけて50歳くらいで早死にしてしまうという遺伝病が多いため、特に欧米の抗加齢の先生は、鉄の摂取に、否定的な方が多い傾向があるかもしれません。
また、肝臓に疾患のある方にとっては鉄のサプリメントの摂取は禁忌です。

以上、お答えになっておりますでしょうか?

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良いご質問を頂くと、頭の中にある情報をまとめてアウトプットする、いい機会になります。今後とも、何なりとお気軽にお尋ねください。(田)
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