知的けんこう生活 ~サプリメントメーカーの日記帳

医師、薬剤師、栄養士など、医療・栄養のプロに評価されるエビデンスサプリメントをお届けする「株式会社ヘルシーパス」のスタッフブログです。 日常の出来事から、サプリメントの話題、健康に役立つ情報まで・・・

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迷惑な進化

僕の趣味の一つは読書。
ささやかな幸せの一つは、布団の中で本を読みながら、そのまま気を失って寝入ってしまうこと・・・。
本屋で面白そうな本を見つけた場合「迷ったら買う」という行動スタイルです。

さて、そんな日々の中で最近「これは面白い!」と思ったのは、
「迷惑な進化:シャロン・モアレム著、NHK出版」という本。
「そもそも、世の中にはどうしてこんなに病気が存在するのか?」というのが、著者の研究の出発点。確かに、病気にならない個体の方が生き残る確率は高いわけなので、進化の過程で病気は無くなっていくはずなのに、現実はそうなっていないです。

この疑問をめぐる、最近の研究の成果は、生命が生き延びてきた何十億年かのドラマの舞台裏を見せてくれる手に汗握るお話です。
例えば・・・

○ 今、困った病気や体質の原因になっている遺伝子は、私たちのご先祖様が生き延びるために、過去極めて役に立っていた遺伝子の生き残りであることが多い。

○ 進化は、今まで思われていたようなゆっくりとした偶然の産物では無く、生命が生き残るために、遺伝子レベルで活発なチャレンジを繰り返してきた結果である。生き物は生存が厳しい環境に置かれると、進化のスピードが何億倍にも加速する。

○ 同じ遺伝子であっても、その遺伝子のどの部分を使うかは、生活環境によって変化する。つまり、自分の遺伝子をどう使うのかは、生まれた後、本人がかなりのレベルで関与できる可能性が高い。

などなど、生命の神秘を改めて感じることができました。

ちなみに、若い女性はダイエットに熱心なことが多いですが、ダイエットに熱心な母親から生まれた子供は、太りやすく、生活習慣病になり易い体質で生まれてくるそうです。それは、お腹の中で「これから生まれる世界は、栄養的に厳しい状況らしい」と判断した胎児の遺伝子が、自分のどの部分を使うかを決め、「エネルギーの消費を抑える個体」を作り上げて生まれてくるからとのこと。

カッコ良くて、病気になりにくい子供を産みたかったら、おかしなダイエットにはハマらないことが大切です・・・。(田)
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