知的けんこう生活 ~サプリメントメーカーの日記帳

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花粉症・アレルギー対策の栄養素 その1

環境省の発表では、今シーズンのスギ・ヒノキ科花粉総飛散量は、関東、東北地方では例年並みかやや多く、東海から九州地方では一部を除いて多いかやや多くなると予測されており、飛散開始時期は、例年並かやや早くなると予測されているそうです。

花粉症のシーズンは、いよいよです。

そんな花粉症に対抗するための情報をご紹介します。


花粉症やアレルギーをマイルドにするための栄養素として、一番のお勧めはオメガ3系の脂肪酸です。

オメガ??と言っても、あまり、なじみのない方も多いかもしれませんが、オメガ3系というのは、油の種類の一つです。

ざっくりと分類すると、私たちが普段摂取している、「食品から摂らなければならない油」には、オメガ3系とオメガ6系があります。

そのうち、オメガ6系の脂肪酸は、リノール酸、アラキドン酸があり、
リノール酸は、コーン油、紅花油、ひまわり油や、いわゆるサラダ油に多く含まれており、
アラキドン酸は、牛肉、豚肉、鶏肉などに含まれています。


一方、オメガ3系の脂肪酸は、
EPA、DHAなどの魚油や、α-リノレン酸があります。


私たちが普通に生活していると、摂取する脂肪酸は、オメガ6系の脂肪酸ばかりになっており、このオメガ6系の脂肪酸とオメガ3系の脂肪酸の摂取バランスが、アレルギー症状を悪化させているといわれています。

そもそも、免疫細胞が、体を外敵から守るために分泌する物質(外敵を攻撃するための化学兵器)は、私たちが食べる脂質を原料に作られます。

近年のアレルギーの症状の悪化には、アレルギーの原因となる花粉や化学物質などのアレルゲンが増えたことも大きな原因ですが、摂取する脂肪酸(オメガ6系とオメガ3系)のバランスが悪くなっていることも影響しています。


オメガ6系の脂肪酸と、オメガ3系の脂肪酸から作られる生理活性物質は作用が異なり、オメガ6系脂肪酸であるアラキドン酸から作られる生理活性物質は、免疫反応を激しくする他、動脈壁にプラークを作り、血栓を形成し、心血管系の病気を増やし、発がんのリスクを高めるとも言われています。

一方、オメガ3系脂肪酸であるEPAからは、炎症、アレルギーを抑制する生理活性物質が生成されます。


少し、難しくなったかもしれませんが、簡単に言ってしまえば、
オメガ6系脂肪酸をたくさん摂っている場合には、アレルギー反応は激しくなり、
オメガ3系脂肪酸であれば、アレルギー反応はマイルドになると言えます。


では、どうしたらこのアンバランスを解消でき、アレルギー反応をマイルドにできるのか?
というと、摂取するオメガ6系脂肪酸(動物性脂肪、リノール酸など)を減らすことが根本的な解決方法です。

でも、現代人にとって、オメガ6系の脂肪酸が多く含まれる肉や、加工食品、ファーストフードを全く利用しないというのは、食生活の大幅な変更を伴い、なかなか難しいと考えられます。

そこで、現実的な方策として、摂取量が不足しがちなオメガ3系脂肪酸を意識して摂取することで、脂肪酸のバランスを整える方法があります。

オメガ3系脂肪酸を含む油や食品(亜麻仁油、しそ油、えごま油、魚油)を意識して摂取するのです。

花粉症の時期には、晩御飯のおかずを、肉よりも魚を増やすと良いかもしれません。


次回は、アレルギー対策に役立つビタミンやミネラルについて、紹介します。

(井)
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テーマ:花粉症 - ジャンル:ヘルス・ダイエット

コメント

はじめまして。
アラキドン酸は以前に新聞で見かけてから気にするようになり、
それまであまり食べていなかった肉類を食べるようになりました。
いずれにしても、バランスの取れた食事は大切ですね。
応援ぽちっ!

  • 2009/02/07(土) 23:29:54 |
  • URL |
  • アラキドン酸 #IZfSO8gg
  • [ 編集 ]

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