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知的けんこう生活 ~サプリメントメーカーの日記帳

医師、薬剤師、栄養士など、医療・栄養のプロに評価されるエビデンスサプリメントをお届けする「株式会社ヘルシーパス」のスタッフブログです。 日常の出来事から、サプリメントの話題、健康に役立つ情報まで・・・

アンチエイジング静岡フォーラムで勉強してきました!

昨日の夜、静岡市内のホテルで開催された、「アンチエイジング静岡フォーラム」に参加してきました。

今回のテーマは、特に面白く、勉強になることがたくさんありました。

最初の特別講演は、栄養士の足立香代子先生。

・病院食は、ビタミンミネラルが不足しており、決して健康的な食事ではない。
・最近は、コストの問題で、冷凍食品を使うことも多く、さらに乏しくなっている。
・野菜は、1日50gは摂った方がよい
・18歳の時の体重よりも10% 以上増えていると、要注意
・糖尿病は、エネルギーで制限するのではなく、炭水化物で制限すべきではないか?
・炭水化物制限で、血糖値は下がる。
・緑黄色野菜は、栄養価が豊富なので、たくさん摂るべき。
・ビタミンC 100gは、日本の推奨量であるが、野菜や果物だけから取ろうと思うと、け高頑張らないと難しい。
・アボカドは、ビタミンE、ビタミンCが多く、炭水化物は少ない。
・時間のない方の朝バナナは、牛乳(タンパク質)とプチトマトを加えた方がいい。

やっぱりそうか!へぇーと思うことが多く、とても楽しい講演でした。

特に、ビタミンC100gを摂る事が普通の食事だけではかなり難しいということを聞き、サプリメントって便利だな。と改めて思いました。


特別講演2では、大阪大学の下村伊一郎先生のアディポネクチンに関するお話でした。

今回のお話で、今までのアディポネクチンに対する認識が、ぐっと整理されたように思いました。

・低アディポネクチンでは、心臓、肝臓、腎臓などがストレスに弱くなり、線維化しやすくなる。
・がん(大腸、乳、肝臓)も、低アディポネクチンだと悪化しやすい。
・アディポネクチンだけは、肥満・内臓脂肪蓄積に反比例。謎だった…・
・謎の答えの一つは、「酸化ストレス」
・肥満、内臓脂肪蓄積では、酸化ストレスが増加し、抗酸化作用が低下する。
・全身の酸化ストレスと内臓脂肪量は相関している。
・特に、非肥満では相関が強い。
・内臓脂肪の量は、酸化ストレスの量ともいえる?
・アディポネクチンを下げるのは非常に簡単。タバコを一本吸うだけで短時間で下がってしまう。
・アディポネクチンをあげるのは難しい。「運動」「抗酸化」「大豆たんぱく」「低GI食」「適度なお酒」
・アディポネクチンを出す働きのある医薬品もある。


私自身、アディポネクチンを測った時、あまり出ていないことにショックを受けました。
元々、脂肪自体は少ないはずなので、運動不足が原因だろうと思っていましたが、これからは、少しお酒を飲むようにしようかな?と思いました。(笑)

(井)
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テーマ:アンチエイジング・若返り・シミ・シワ・たるみ - ジャンル:ヘルス・ダイエット

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