知的けんこう生活 ~サプリメントメーカーの日記帳

医師、薬剤師、栄養士など、医療・栄養のプロに評価されるエビデンスサプリメントをお届けする「株式会社ヘルシーパス」のスタッフブログです。 日常の出来事から、サプリメントの話題、健康に役立つ情報まで・・・

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液状サプリメントのメリットについて

前回の質問の続きで、同じ方から、次のような質問も頂きました。

「液体の方が舌下吸収(口の中の粘膜からの吸収)されやすいから、錠剤やカプセルよりもいいんじゃないの?」

これまた、マニアックな、サプリメント屋好みの質問です。


それに対する回答は次の通り。

舌下吸収(口の中の粘膜からの吸収)と、消化器での吸収の大きな差は、吸収された栄養素が「肝臓を通るのか」「直接血流に乗るのか」にあります。

多くの栄養素は、小腸で吸収された後、門脈を経由して肝臓を通った後、血流にのって全身に送られます。その際、肝臓の組織に蓄えられたり、化学反応を受けたりするとなかなか血中濃度が上がらないことになります。

一方で、舌下から吸収するとダイレクトに全身の血流に乗りますので、静脈注射と同じような状況になり、即効性が高くなります。 ※狭心症の方の「ニトログリセリン」などはこの良い例です。

ですから、サプリメントをしばらく口に含んでいる方が、舌下吸収される栄養素の血中濃度は上がりやすいと考えられます。
また、ビタミンCやCoQ10などは、歯茎の組織を健康に保つのに効果があると思いますので、そうした意味からも、サプリメントをしばらく口に含んでいるのは、良いかもしれません。(ただ、ビタミンCも酸なのであまり長時間はお勧めしません)

一方、ビタミンB12などの様に、消化液に含まれる因子と結合しないと吸収されない栄養素もありますので、やっぱり最後は飲み込む必要があります。

(田)

テーマ:サプリメント - ジャンル:ヘルス・ダイエット

液体と錠剤、カプセルではどちらを選んだらいいの?

弊社には、マルチビタミンが3種類あります。

その形状は、
「液体、錠剤、カプセル」です。

そこで、次のような質問を受けることがあります。

「液体と錠剤、カプセルではどちらを選んだらいいの?
 吸収率に差があるのではないの?」

サプリメントに詳しい方からの、なかなかマニアックな質問です。


それに対する回答は、次のように行いました。

A. 液状と錠剤のサプリメントの吸収率についてですが、栄養素の種類によっても、液状の方が吸収されやすいもの、変わらないもの、錠剤の方が吸収されやすいものがあります。

アメリカのとある報告では、錠剤、カプセルに比べ、液状(舌下)の方が、栄養素の吸収が2倍位良いと言われています。
しかしながら、このデータは、どの栄養素のデータなのか言明しておりませんので、すべての栄養素にこのデータが当てはまるのかは疑問です。
また、仮に、吸収率の面で液状が優れている場合でも、配合量、コストの点からみていくと、錠剤、カプセルにも有意な点があります。

まず、液状にできる栄養素には制限がある(味、水溶性か脂溶性か、等)のに対し、錠剤の場合には、濃縮した原料の粉末がすでに豊富にあるのでサプリメントとして作りやすいメリットがあります。
また、液体での加工には、原料手配の段階から非常に困難で、濃縮工程でも栄養素の変性には注意が必要ですし、コストがかかります。
さらに、菌汚染、繁殖のリスクも粉の状態よりも高くなるため、管理にも注意が必要です。

購入後も、液状は、防腐剤を入れない場合には、容器を密封して冷蔵庫で管理する必要があるのに対し、錠剤は、水分含有量が極めて少なく、菌が繁殖しにくいというメリットがあります。

配合のしやすさ、コストのことを合わせて考えると、ひとつの考え方として、同じ栄養素を同じ量摂取したいのであれば、たとえば、吸収率が錠剤よりも2倍良い液体で摂取することと、錠剤を2倍量のむことでは、錠剤の方が管理も手軽で、また、コストも安いという見方もできます。

これらを総合的に考えると、液状を選ぶか、錠剤、カプセルを選ぶのかということに対する回答は、求めている栄養素の種類にもよりますが、最終的には、本人の好みになるのかと思います。
小さなお子様や、お年寄りなど、錠剤が飲みにくかったり、腸の吸収能力が落ちてきている場合には、コスト高であっても、液状をお勧めいたしますし、錠剤をのむことに抵抗がなく、様々な種類の栄養素を、手軽に摂取したいと考えるようであれば、錠剤、カプセルがお勧めかと思います。

もちろん、栄養素は、本来の食事に含まれる野菜や果物から摂取するのが最適です。

食事は、よく噛んで食べることが、てっとり早く吸収を上げるポイントかと思います。

サプリメントは、食事で補い切れない不足分を補うことが本質的な役割なので、上手に利用すればよいと思います。

(井)

テーマ:サプリメント - ジャンル:ヘルス・ダイエット

サプリメントの崩壊試験

サプリメントの崩壊試験という言葉を、聞いたことがありますか?

消費者の立場では、ほとんど耳にすることは、ないと思いますが、一言でいうと、「そのサプリメントがしっかりと体内で溶けるかどうかの試験」です。

普通、サプリメントの崩壊試験は、製造工場で行います。

その方法は、基本的な条件として、37℃くらいの温度の精製水で、小さな振動を与え続けます。これは、ヒトの体内になるべく近い状態で行おうという配慮かと思います。

当社のサプリメントも、この崩壊試験を、製造ロットごとに行い、20分以内に崩壊するという結果を得ています。

でも、この試験は、簡単に自分でもできるのです。

今回、弊社では、新しいタイプのカプセル(植物性セルロースカプセル)を採用したので、その確認も兼ねて、家庭でも簡単にできる実験をやってみました。

それは、ぬるま湯に、サプリメントを入れ、あとは待つだけ…

・3分後、カプセルはふにゃふにゃになってきた。
・10分後、カプセルの一部が破れ、中身が出てくるものもあった。
・20分後、中身の臭いが漂ってきた。
・30分後、カプセルは、完全に弾け、中身が飛び出した。ソフトカプセルもぐにゃぐにゃ。

サプリメントの崩壊試験01

サプリメントの崩壊試験02

サプリメントの崩壊試験03




また、ついでに、既存商品の「マルチビタミン」「アンチオキシダント」でも崩壊試験をやってみました。

サプリメントの崩壊試験04


こちらも、10分後以内で、崩壊しはじめ、粉が溶け出ました。


カプセルや錠剤が、体内でしっかり溶けるというのは、本当はとても大切なことなのです。
なぜなら、どんなに素晴らしい栄養素を、どれだけたくさん配合しても、必要なところに供給されなければ、まったく意味がないからです。

世の中には、賦形剤(粉を固めるための添加物)や、コーティング剤(表面加工)を使っているために、なかなか溶けず、ひどいものでは、そのままの形で、便に出てきたという話も聞きます。

せっかく、サプリメントを飲むのであれば、しっかりと体内で溶けて、必要なところに届くものを選んでください。


補足:家庭で行う実験の場合、振動を与えたり、温度を一定に保つのが難しいので、実際の崩壊試験よりも少し溶けにくいと思います…

また、注意点ですが、弊社のサプリメントは、原料に天然の酵母を多く使用しています。
カプセルが崩壊すると、酵母の臭いが立ち込めますので、そのつもりでお願いします・・・

(井)

テーマ:エビデンスサプリメント - ジャンル:ヘルス・ダイエット

サプリメントの選び方

サプリメントの選び方ということですが、
店頭やインターネットなどで、選ぶ場合には、最低限知っておく必要のある情報をご紹介します。

まずは、ビタミンの化学名についてです。

ビタミンは、次のような名称で呼ばれたり、書かれたりすることもあります。

■ビタミンA … レチノール
■ビタミンB1 … チアミン
■ビタミンB2 … リボフラビン
■ナイアシン … ニコチン酸、ニコチン酸アミド
■ビタミンB6 … ピリドキシン
■葉酸    … プテロイルグルタミン酸
■ビタミンB12 … コバラミン
■ビタミンC  … アスコルビン酸
■ビタミンD  … エルゴカルシフェロール、コレカルシフェロール
■ビタミンE  … トコフェロール
■ビタミンK  … フィトナジオン、メナキノン


次は、原材料名について、書こうと思います。。

お楽しみに (井)

テーマ:美容・健康・アンチエイジング - ジャンル:ヘルス・ダイエット

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